「走れ！プロジェクトマネージャー！」

　また例によって、ITと全く関係のない話題です。（汗
　中国プロ野球リーグは、2008年のオリンピックまでの間、リーグ期間は3ヶ月半と短めのスケジュールになります。その後、代表チームを編成して、強化合宿に入るからです。
　ここ最近、ニューヨーク・ヤンキース、シアトル・マリナーズへの移籍の話題で賑やかな中国プロ野球リーグ。6月23日から決勝戦が始まりました。
　6月23、24日は広東レパーズの本拠地、広州。来週は6月29日から天津で最大3連戦が予定されています。
　23日、最高気温36度、湿度80％という厳しい気候です。試合は18時からのナイターゲーム。昼間の厳しい暑さから、ずいぶん涼しくなってからの試合は白熱しました。天津の投手は、元中日ドラゴンズの、ベテラン呂健剛選手。快投しながらも、広東打線に点を取られ、何とか6対3で天津が逃げ切りました。
　24日、移動日のため午前の試合です。朝7時半に30度を超えた気温は、その後もどんどん上昇します。湿度の低い地区から来た、天津の選手には不利な気候です。午前10時には、早くも35度になっていました。
　2対2でつないできた5回裏。広東打線が炸裂し、一挙に5点を叩き出しました。その後もどんどん点を伸ばします。天津は、昨日4回まで投げた呂選手を再起用。呂選手も、さすがの疲れが出て、２つのデッドボールを出し、広東レパーズのファンしかいない観客のヤジに乱れてしまい、2回で交代。
　その後の投手も、フォアボールを連発し、緊張が切れてしまいます。長い守備に疲れた外野も、水を補給しながら継続。結局、11対2で広東レパーズの圧勝となりました。
　来週は1勝1敗でもつれ込んでの優勝決定戦となります。乞うご期待。写真は、勝利インタビューを受ける、広東レパーズの赖国钧監督です。（良い男です）
　（写真は上段左から、広東レパーズの赖国钧監督、天津ライオンズを陰で支える横浜ベイスターズの松岡コーチ、下段は広東テレビ局からインタビューを受けるフィラデルフィア・フィリーズのスカウトTimmiy Kissner氏。）